最近「DTM」を始めたのだが、サンプルやらなんやらでかなりPCの容量を食ってしまう。
BTOから流用していた500GBのphison製SSDでは明らかに不足している。
というわけでSSDを増設することにした。
DTMで使うSSDはSATAで十分だと思うが、M.2スロットが空いていたのでGen3のM.2SSDを買うことに。
特にメーカーは決まっていなかったので、価格ドットコムでM.2の4TBに絞って探してみる。
すると、最安が crucial P3とADATA XPG SPECTRIX(約37,000) の二つ。
スペック的にはADATAのほうが高かったのでそちらにしてみた。
しかしこの時点でこの製品はあまり信用していない。
というのも、あらゆるADATA製M.2SSDのレビュー欄にはTLC QLCに関する不満が書いてあったからだ。
TLCと表記されているのにQLCの製品も混じっているというもの。
(ちなみにQLCはTLC製品に比べ、耐久性や書き込み性能が低い)
まあ、危ういものには手を付けないのが普通だが、Amazonの商品ページにははっきり「TLC」と書かれていたので、返品も視野に入れて購入してみたのだ。
運が良ければ本当にTLCかもしれないし、そうであればめちゃくちゃいい買い物である。
そうでなくとも商品ページの記載と違うといって返品できるわけだ。
結果から言うと、タイトルからもわかるようにQLCだった。
本来、TLCかQLCであるかの判断は難しいのだがこちらのサイトからインストールできるツールを使って調べることができる。
このことをADATAに直接問い合わせると、
「2TB品まではTLCだが4TBはQLC」
とのこと。
公式サイトの製品情報ページを見てみるとそこまで詳しく書いておらず、3D NANDとしか書いていない。
まったく汚いやり方である。
おまけに「確かにQLCだけどTBWは変わらない」とか言ってくる始末。
そういう事じゃねえわ。
流石に返金しました。
ADATAといえばSX8200 Proの高コスパSSDが有名だったが、それは過去の話だ。
まあ、QLCかTLCかについて気にしない人ならありかもしれないが、そういう商売をしている時点で買いたくなくなるのは事実。
もとからあまり信頼はしていなかったけど、今回の件で一層自分の中でADATAの評判が下がった。
トラブルを避けたい人は安くてもADATA製のSSDは回避するべきだろう。